AV機器やコンピュータを接続する高速シリアルバス規格。アップル社が開発・提唱したFireWire(ファイアワイアもしくはファイヤーワイヤー)規格を標準化したもの。 一時は、企業向けに普及しているSCSIの発展形(シリアル化・ホットスワップ化)として期待されたが、規格制定に手間取り、規格化された時にはSCSIはLVD化 により性能を飛躍的に向上させており、速度面では代用となるには力不足であった為、ビデオ・オーディオ分野やコンシューマでの普及が中心となった。同時に 64台の機器を同一ネットワーク上に接続でき、初期は100Mbps、200Mbps、400Mbps、800Mbpsという通信速度で策定。現在規格は 3200Mbpsに拡張された。
その性格上、様々なデータをやりとりできるため、FireWire、i.LINK(アイリンク)、DV端子などの複数の名称が使われるようになった。